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ウィンチェスター M69 : ミニ英和和英辞書
ウィンチェスター M69[うぃんちぇすたーえむ69]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ウィンチェスター M69 : ウィキペディア日本語版
ウィンチェスター M69[うぃんちぇすたーえむ69]

ウィンチェスター モデル69(Winchester Model 69)は、ウィンチェスター・リピーティングアームズ社が1935年に発表した.22口径のボルトアクション式小銃である。M69は中価格のリムファイア式スポーツライフルで、1934年に発表された単発式小銃よりは高級で、1920年に発表されたよりは安価な製品と位置づけられていた。1963年に生産が終了した。
==設計==
1930年代初頭、ウィンチェスター社は新製品としてM56ライフルおよびM57ライフルを発表したが、いずれも商業的な成功は収められなかった。M56とM57の銃身を短いと感じるユーザーが多かったこと、および高価過ぎたことが失敗の原因であるとされた〔Henshaw 1993, p. 106.〕。M69はこれらの製品を代替するべく、より長銃身()かつ安価なライフルとして設計された。1934年、ウィンチェスター社員のフランク・F・バートン(Frank F. Burton)によって設計され〔Houze, p. 168.〕、1935年1月1日に商品カタログへ掲載された。最初の出荷が行われたのは同年3月であった。
M69の撃針はボルトの閉鎖と共にコッキングされる。安全装置はボルト後端にあり、これをひねるとコッキングピースが固定される。こうした構造はロシア製のモシン・ナガン小銃と類似している。弾倉はM52、M56、M57、M75〔M75は1938年発表。〕と共通の5連発着脱式箱型弾倉が標準的に付属したほか、オプションとして10連発弾倉や単発用アダプタが存在した。マガジンリリースボタンは銃床の左側面にある。銃床にはクルミ材が使用され、表面加工などは通常施されなかった。テイクダウン設計が取り入れられており、硬貨などを使って銃床下のネジを外すことで簡単に銃身および機関部を取り外すことができた。照星の覆いは取り外しが可能である。照門には銃身上に取り付ける調整可能なバックホーン・サイト、機関部上に取り付けるピープ・サイトのいずれかを取り付けることができた。また、全てのモデルでバットプレートは合成樹脂製だった。
1935年8月、カナダの輸入規制に適合させるべくボルトに反発式の撃針を組み込むように再設計が施された。1937年10月、銃床が再設計され、その中にテイクダウン用のねじ回しが格納できるようになった。この際に形状も変更されている〔Henshaw 1993, p. 107.〕。
1937年、ウィンチェスター社から最初の光学照準器が発表された。倍率2.75倍のものと倍率5倍のものがあり、2.75倍のモデルにはクロスヘアのほかに垂直の照準ポストが描かれたものもあった。これらは小銃とは別売りで、銃身と一体型のマウントに取り付けることができた〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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